出展者 宇賀地 洋子 (主に木版画の展示です。)
1952 栃木県に生まれる
1976 東京藝術大学美術科学部彫刻科卒業
卒業制作展で「サロン・ド・プランタン賞」受賞
1978 同大学院終了
二科展で「安田火災美術財団奨励賞」受賞
フランス国立エコール・デ・ボザール留学
1981 帰国
木彫・ブロンズ・手漉き和紙刷りの木版画等を制作
母子をテーマとする作品多数
東京・栃木・埼玉を中心に個展多数開催
2004 現 アトリエ・キャトル3号にて制作開始
《母子まんだら(1988)》
彫刻科出身の私が木版画もやるようになったのは、ひょんなことから〜〜。二人目の長男がまだ二歳未満で、三歳迄はおっぱいあげるぞ〜と思っていた頃、就職せねばならない事情が出てきて、30過ぎの初めての就職活動......。しかし母乳はすぐには止まらない!...。母乳パットは、替えても替えてもすぐに飽和状態!...。だから、就職活動の筈が、ついつい面接であれこれおっぱいの話をしてしまったらしい...!?。お茶の水のある出版社の編集長が、採用は出来ないが、おっぱいの話が面白かったので版画と文章にしてきたら掲載してくれるという......!。彫刻は立体、版画は平面、しかし道具は同じ鏨(ノミ)だ、、、かくして、昭和63年冬号・『手作りママ』(婦人生活者)・《宇賀地洋子のおっぱい話》3ページが生まれた。その3ページを見た画廊『荘』の小林さんが声をかけてくださり、第一回目の個展となった。以来個展歴20年になるが、瓢箪から駒とはこういうことを言うのだろう。その時生まれたのが、この『母子まんだら』だった。実家の母曰く『この版画は洋子の原点だから、毎回どこで個展しようと、これだけは飾りなさい』と言う......。ここにも私の原点がある......。